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ウイスキー仕込み作業その4【再留行程】

マルスウイスキー
ウイスキー仕込み作業その4【再留行程】

二度目の蒸留であるウイスキーの再留が始まると、
蒸留室は初留の時よりも強い香りが漂います♪
再留は3日に1回行われます。
ヘビータイプの仕込み中は特に強い香りが楽しめるそうです!

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(1)再留を経てウイスキーへ・・・
銅製の蒸留機は悪い風味や雑味を取り除く役割を果たすので美味しいウイスキーを作りには欠かせません。
3日分の初留液1800リットルを蒸留して出来上がる再留液は600リットル!
原料の20%がウイスキーとして残ります。
最後まで残ったこの600リットルに美味しさがぎゅっと詰まっているんですね♪

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(2)透き通るウイスキー♪
蒸留によりアルコール度数は3倍になるそうです。
7%の原酒が初留で約20%、再留で約60%・・・どんどん高くなります!
一日の中で一番香りが良く、アルコール度数が高いのは蒸留が始まったばかりの頃。
ピーク時のアルコール度数はなんと70%もあるんだとか!
(9時~10時頃に見学に行くのがおすすめです♪)

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(3)熟成であめ色に♪
透明なウイスキーを樽で熟成させることで見慣れたあめ色のウイスキーが完成!
色だけならば約3週間でついてしまうそうですが、風味や味わいは3~15年の長い時間をかけて育んでいきます。
美味しいお酒ができるには時間も手間もかかるのですね・・・!

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ホワイトウイスキーの質は作り方や蒸留機によって決まり、
熟成後のウイスキーの質は樽(素材、過去に同じ樽で保存した酒の有無とその種類)によって変化するそうです。
商品によって風味が異なるのはこんな要因が関係しているんですね。
今年仕込まれたウイスキーが商品になるには早くても3年かかるそうです。
今日生まれたウイスキーは一体どんな風味になるのでしょう・・・?
3年後の完成が待ち遠しいでですね!

→ウイスキー仕込み作業その1【糖化行程】
→ウイスキー仕込み作業その2【発酵工程】
→ウイスキー仕込み作業その3【蒸留工程・初留】

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