宮田村は長野県の南部に位置しています。村の人口は約9,000人。面積は54,5㎢。生活圏半径約2キロメートルと非常にコンパクトな村。住みやすい村ランキング第1位に選ばれました。
南アルプスと中央アルプスの2つのアルプスに抱かれ、天竜川と太田切川に接し、水と緑に恵まれた自然が豊かな場所です。住民の憩いの場としての総合公園や宿泊可能な温泉施設もあります。降雪は少なく、非常に晴天率の高い地域で、暮らしやすい気候に加え、四季折々の美しい景観も楽しめます。
「中越式」で知られる中越遺跡に代表される多くの遺跡が物語るように、この地では、古くから人々が生活を営んできました。村名は平安時代の律令に関する資料である「延喜式」や、百科事典的な資料「倭名類聚抄」の中に出てくる「宮田」によります。
また、江戸時代の「宮田宿本陣」は飯田藩主が参勤交代で江戸に向かう時、この地を宿泊地としたことや、伊那谷一の荒れ川太田切川を南に控えていたことから、伊那街道の要衝として賑わっていました。