毎年10月17日に、西山の山奥にある「鉾立権現」「ぶなの森神社」「 不動滝・不動尊並びに金山彦大神」の3つの例祭が行われています。
「鉾立権現」は、寺沢林道を10㎞ほど登って行った所に入口があり、そこから林道を10分ほど歩いた所に三十三体の観音様が配祀されていて、鉾立山頂上に鉾立権現が祀られています。五穀豊穣、宮田高原や中央アルプス駒ヶ岳へ向かう登山者や山仕事の安全をお祈りしました。
「ぶなの森神社」は、駒ヶ岳ロープウェイのしらび平駅に行く途中に「地蔵平」と言うバス停があります。その近くにぶなの森神社へと繋がる林道があり、林道を3㎞ほど登って行った所にあります。周りには直径1m以上のブナの木があり、大山祇命が祀られています。山仕事や登山者の安全を祈り、昔から山に縁のある人々が守り続けてきました。
「不動滝・不動尊並びに金山彦大神」は、黒川林道を5㎞ほど登って行った所にある、不動滝にあります。 不動明王と金山彦大神が祀られています。
山々への感謝と安全、宮田村並びに村の商工業のさらなる発展を祈りました。